うちの娘の場合

うちの娘は、2歳の時に、プリスクールに行き始めました。
娘は長男とは違い、全然、手のかからない子だったのですが、週に3回、3時間程度、プリスクールで世間の子供と触れ合うのも良いのではないかなあと思ったのです。
それに、我が家では日本語ばかりなので、英語の環境にも慣れた方がいいかなあという考えもありました。
ところが、娘をプルスクールに置いて、私が帰ろうとすると、大泣きを始めました。
最初は小さいからとか、最初だけと誰もが思っていたのですが、そうではありませんでした。
毎回なのです。これには、本当に参りました。
この「娘を置いてくる」、「大泣きされる」というイベントは幼稚園でも毎日続きました。子供の必死の泣き声に胸を引き裂かれるような思いを毎日味わうのは辛いことでした。
その時に思ったのは、この子は学校に行くのは無理なのではないかという事です。その頃、ホームスクーリングについていろいろ情報を集めてみました。
ニュージーランドでは、ホームスクーリングという制度があり、親が学校のカリキュラムを子供に教えてもよいことになっています。
実際、近くに学校のない、ファームの子供や、親が学校よりも、よい方法で勉学を教えたい場合などにもこの制度は利用されています。
万が一、娘が学校に行けなかったら、やってみようと覚悟しました。
そんな折、娘が5歳になり、小学生になりました。
(ニュージーランドでは5歳の誕生日がきたら小学生です。)
やはり、毎日、毎日、泣くので、私はなかなか、家に帰れず、娘にしばらく付き添うということをそれから、3,4年続けることになりした。
日本では考えられないことだと思うのですが、娘の学校では、親がいつでも教室にいてもいいのです。
寧ろ、お手伝いなどしてもらえれば、先生も助かるということで奨励されていました。
おかげで私は目的は全く違うのに、教育に熱心な他の母親と毎日、一緒に教室にいたので、今では、PTAの役員さんたちが私のママ友となっています。

ホームスクーリングという制度に+1


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